2007年04月30日

クールジャパンを探そう

「クールジャパン」という言葉、最近よく耳にします。
ちょっとした「和」のブームをかっこよく言い表したイメージではありますが、何にせよ、日本の若者達が母国の文化に興味を持ってくれているということ。

成人式を迎える娘が「振袖いらないから、そのお金で車買って」と親にせがんだり、

「結婚式で和服なんて高くつくだけでナンセンス、やっぱり教会でウエディングドレスがおしゃれでしょ〜。」

そんな時代に、着付け師として淋しい気持ちでいたのも遠い昔みたいです。

「クール・ジャパン」という言葉には、賛否両論ありますが、私としては、若い世代がどんな形であれ「日本文化」に興味を持って、それをCOOLと感じでくれることに意味があると思うのです。

↓今日見つけました! ぜひ読んでみます。
Brutuscooljapan

BRUTUS(ブルータス)2006/12/15発売号 (No.608)



美しい国? いま世界中が注目するのは、クールな日本です! と表紙に書いてあります。



(目次の一部)
20 ヒストリー・オブ・クール・ジャパン いつから日本はクールになったの?
24 最新クール・ジャパン 19
46 世界20都市のクール・ジャパン事情。
88 なぜ、「ハローキティ」は世界で一番稼ぐ猫なのか?
102 世界はなぜ、日本をクールと思うのか?




BRUTUS 記事の中の「箱膳」




↓オタクってすごい! つまりそんな本だそうです。
クール・ジャパン 世界が買いたがる日本

(アマゾン内容紹介より)
…マンガやアニメをはじめとした日本のポップ・カルチャーが「クール(COOL=カッコいい)だ」と海外で高く評価され、大人気である。日本政府も、マンガやアニメ、映画、ゲームなどの「コンテンツ」が国際的に競争力を持ち、将来性も期待できる「売り物」であるとして、「知的財産戦略本部」を設置した…

日本発イット革命―アジアに広がるジャパン・クール

(アマゾン内容紹介)
拡大する日本発ポップカルチャーの実態に迫る。いま日本のゲームやアニメ、Jポップなど日本発のポップカルチャー(ジャパン・クール)がソウル、台北、上海、香港などで爆発的に拡大し、世界で高い評価を受けている。この拡大を支えているのは、多元的なコンテンツ(イット)に関心をもつ若者たちだ。豊富な調査から彼らの実態を浮き彫りにする。


最後に、「クール・ジャパン」をバッサリ

松岡正剛の千夜千冊

↓日本文化研究の第一人者でもある松岡正剛氏の著作は、なかなか興味深い物が多いです。
 帰国子弟である我が息子1号、2号達にも読ませたい本です。松岡氏に限らずいろんな方面からの文化比較についての本は、やはり面白い!
17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義

(amazonの内容説明より)
なぜか日本人は仏教のことも、着物のことも、三味線のことも知らなくなってしまった。こういうなかで、私たちは何を感じ、考えればいいのか。「大人」は読んではいけない、足し算の文明と引き算の文化の講義。

  

Posted by omiyagejapan at 15:08Comments(0)TrackBack(0)