2005年06月05日

私も持って行きたかった日本料理の本 英語版


Harumi's Japanese Cooking (Conran Octopus Cookery S.)

雑誌『すてきレシピ』などで、おしゃれでおいしい料理を紹介し、日本の主婦に大人気を得ている料理家の栗原はるみさん。(かのアメリカのカリスマ主婦マーサ・スチュワートも彼女をかなりライバル視していました。)

その栗原はるみさんの料理本「はるみの日本料理(英文)」が「料理本のアカデミー賞」ともいわれる「第10回グルマン世界料理本賞-2004年2月開催-」にて、67カ国、5000冊以上の応募作品の中から、大賞に選ばれたそうですね。(日本人の受賞は初めて)当時の新聞などにも大々的に取り上げられたとのこと。今頃知って感動致しました。ちょっと遅い感もありますが感動したら文章にしておきたいので、おすすめ日本のお土産としてご紹介致します。

本書で作るレシピは、「かきたま汁」や「鶏のから揚げ」など、いま日本の家庭で気軽に作って楽しんでいるものばかりを並べてあり、日本料理になじみのない外国人でも手に取りやすく、そして和食通な上級者の好奇心にもこたえられるようなラインナップになっているということです。

(追記2007年5月19日)鳥のから揚げの葱ソースは外国人にも好評でしたよ〜。とイギリス在住の方からコメントありました。

外国の人にも作れるように選んだもので誰にでもできるレシピばかり、そして日本料理の特徴である、多種多様な食器を用いたスタイルというのも提案しているそうです。さすが栗原さん。作らない人も、リビングに置いて眺めるだけでも楽しそうですね。

そして、嬉しいことに海外在住日本人や外国人たちにとって入手しづらい食材も、代用品を示すようにしてありますとのこと。(例えば練りゴマが手に入らなかったら無糖のピーナッツバターで代用するとか・・・・・・。)

在米時、あるアメリカ人のレントゲン技師に、「日本人は毎日寿司を食べるのか」と聞かれましたが、外国人が日本の食に対するイメージは普通はこんなものなのだと感じたことがありました。この本を使って他にもこんなに美味しいものがあるのよとぜひ紹介したいですね。


(追記)
そうそう、本のプレゼントってアメリカではよくあるのですが、表紙の裏に下さった方のサインと一言が入っているともらった時、とても嬉しかったりします。こちらがあげる時は、ローマ字だけでなく漢字のサインも入れてあげるととても喜んでもらえますよ。私は日付も入れてました。






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