
川上澄生とらむぷ繪(紙箱・シングル)
川上澄生とらむぷ繪(木箱・ダブル)


ととあわせ「英語版」 Card Game Sushi Barでご紹介した私の大好きな奥野かるた
レトロな絵柄がノスタルジックな雰囲気をかもし出しています。
・・・・カタカナばかりなので邦訳--->>>復古調の絵柄が、郷愁に満ちた雰囲気をかもし出しています。う〜む・・・。
さて、この「川上澄生とらむぷ繪」ですが、版画家川上澄生氏によって、昭和14年に作られた「とらむぷ繪」をトランプの形で、復刻版にしたものです。
川上澄生(かわかみすみお)氏は、明治28年生まれで南蛮文化や文明開化をテーマとした版画などで有名な方です。(参考;川上澄生美術館)
ご覧のように、クラブは「日本的」、スペードは「中国的」、ダイヤは「近東的」、ハートは「南蛮的」なそれぞれのテイストを漂わせ、4の文化それぞれの代表的なものがカードに描かれています。
トランプとして使うのはもったいないので、並べて眺めていたくなる楽しい傑作です。
トランプゲームをするとしたら、絵柄をずらっと楽しめる「7並べ」でしょうか。
美しい木箱に赤パックと青パックをセットにした愛蔵版は、鹿沼市立川上澄生美術館による詳しい解説付き。これは、使うトランプと眺めるトランプが必要と言う理由で2セット入っているのですね。納得。
各数字ごとにも絵のテーマが決まっています。
キング、クイーン、ジャックは人物、エースはそれぞれの代表的なもの、2は建物、3は鳥、4は虫、5は花、6は樹木、7は魚、8は動物、9は器、10は船、そしてジョーカーは福助となってます。(おお、全数字紹介してしまいました。)
人があんまりこだわらない部分でさりげなく面白い物を手に入れることが大好きな私。
やっぱりこの「とらむぷ」ははずせません。
お正月なのに「こたつ」に「みかん」が出来ない海外在住の方に、こんなこだわった日本のお土産でせめて「トランプ」で『七並べ』を楽しませてあげましょう。
もちろん、昭和14年に作られた「とらむぷ繪」の復刻版なのよと、ありがたがらせるウンチクも忘れずに。
↓第3章 昭和前半期の版画―個性派たちの登場(川上澄生―異国的なるものへの憧れ/川西英―ハイカラでまばゆい色面構成 ほか)
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